自然素材の家の特徴は、材料を活かすプランニングと、家を構成する素材にあります。

 

プランニングの特徴は、

これからの暮らしにフィットすることはもちろん、木で骨組みを作るため、構造的に無理ない間取りであることが重要です。

 

素材の特徴は、

・木の板は傷つきやすく、季節によってギシギシと音が出ることもあります。けれど、肌触り、香りが良いです。床、壁、天井に使われます。生活の中でより良い落ち着く時間をもたらしてくれます。

・木の香りは住む人のストレスを軽減してくれるとも言われています。

・木の板を外壁に使うと建物の風情がとても落ち着きますが、メンテナンスや雨懸かりを減らす軒の出が必要です。

・構造材に使う柱や、梁には木の乾燥や力のかかり方でヒビがはいりますが、強度に問題ないような大きさの材料を使います。数年かけてその空間に馴染んでいきます。

・漆喰は内壁や、外壁に使います。漆喰は年月を経て二酸化炭素を取り込みながら、石灰石へと戻っていきます。

 

自然素材の家はメンテナンスが大変、傷つきやすい、長持ちするんだろうか、という疑問を持つ方もいるかと思います。

どのような物も長く使うためにはメンテナンスは必要と考えます。住む人が手をかけてメンテナンスすることで、愛着がわき、長く住み継がれることにつながるのではと思います。

 

私の設計事務所では、住み始めてからのメンテナンスのご相談も丁寧に関わらせていただきます。

 

他、今後情報を追加していこうと思います。